たべきり少量パック
~もったいない!を減らしたい~
「たべきり少量パック」は、消費者が従来の量目では使い切れないというお悩みや、使い切れずに廃棄してしまう、いわゆる「食品ロス」の問題にも貢献することをコンセプトに開発した、店頭販売用青果物パッケージのシリーズです。
■【たべきり少量パック】開発の背景
日本は、「単独世帯」「夫婦のみの世帯」「ひとり親と子から成る世帯」の増加などにより、一般世帯あたりの人数が2.21人(令和2年国勢調査)と減少傾向にあります。そこで、量販店などで販売されている青果物は、従来の量目では多いと感じられることがますます増えていくと考えました。本製品の開発は、その日の作物の種類によって、あるいは消費者のその時の都合に応じて選択できれば、食べられることなく廃棄されてしまう「食品ロス」を減らせられるのではないか、という考えからスタートしました。また、消費者にとっても、日々の調理にまつわる悩みを減らすきっかけになるかもしれない、と思い至りました。
しかし、 都市部や一部の量販店では、ほうれん草や水菜などの葉物野菜を少量目でも販売されているのを目にしますが、その多くは無地透明の袋に「適量」などのシールとJANコードが印刷されたシールが貼られているものが主流です。予め、作物名やJANコードが印刷されているパッケージがあれば、店舗従業員の方のシール貼り作業の負担を軽減できる点にも着目しました。
■【たべきり少量パック】の特徴
1.デザイン
パッと目につく【少量】のアイコン、作物名、JANコードと、小さなお子さまにも野菜に親しみを感じてもらいたい、という思いを込めて裏面に食育カルタもデザインしています。
2.サイズと展開品目
それぞれ従来量目の1/2量を目安としたサイズで展開しています。少量ニーズの高いほうれん草、小松菜、春菊、チンゲン菜、ニラ、水菜、グリーンリーフ、サニーレタス、ブロッコリー、カリフラワーの全10種類を取り揃えています。
3.環境配慮型インキの使用
パッケージの印刷には、原料の一部に植物由来原料を使用したバイオマスインキを使用しています。
4.店頭POP・デザインデータの提供
青果コーナーで少量目を販売されている店舗の多くが、従来量の小松菜の横に少量目の小松菜を並べるというように、少量目が店舗のあちこちに分散されています。少量パックという、消費者にとってうれしい選択肢、賢い選択肢をアピールする支援として、少量目専用コーナーを想定した店頭POPのデザインデータもご用意しています。詳細は営業担当までお問合せください。